MENU

暑い夜の冷房はつけっぱなしにするべき?電気代について解説

6月頃からだんだんと気温が上がってきて夜も暑くて寝苦しい時期になりました。エアコンの冷房をつけっぱなしにして快適に寝たいけれど電気代が気になる…という方は多いですよね。

夜にエアコンの冷房をつけっぱなしにした時の電気代やエアコンの使い方のポイントを解説していきますのでぜひ参考にしてみてください。

でんき羊

熱帯夜を快適に過ごしたい!けれどエアコンの冷房ってどれくらい電気代がかかるんだろう?ぜひ参考にしてみてね!

この記事はこんな方におすすめ
・夜にエアコンの冷房をつけっぱなしにしたいけど電気代が気になる
・エアコンの冷房をつけっぱなしにした方がいいのか悩んでいる

目次

【結論】熱帯夜はエアコンの冷房をつけっぱなしにしよう

熱帯夜はエアコンの冷房をつけっぱなしにすることがおすすめ。日本の夏はエアコンの冷房がなければ体調を崩してしまうほど気温が上がります。

夜間は日が昇っていないためエアコンをつけるべきではないと考える方もいますが、日中に蓄熱された熱が残っているため夜間であっても気温が30℃を超える日も多く知らぬ間に熱中症になってしまう恐れがあります。

また、暑苦して睡眠の質も著しく下がってしまいます。寝ようと思っても眠れなかったり、暑苦しさから何度も起きてしまうことで睡眠の質が下がり、睡眠不足による体調不良を引き起こすこともあるでしょう。

エアコンの冷房を使って睡眠不足や体調不良の予防を優先するようにすることをおすすめいたします。

寝るときの冷房の電気代について解説

寝るときのエアコンの冷房をつけっぱなしにした時の電気代について解説していきます。

次の条件で電気代の計算をしていきます。

・睡眠時間は8時間

・エアコンの消費電力はダイキンGXシリーズ(2024年7月時点)

・電力量料金は東京電力で試算(2024年7月時点)

各電力会社の1kWhあたりの電力量料金は次のとおりです。参考にしてみてください。

電力量料金
最初の120kWhまで120kWh超過~300kWhまで
*1(120kWh~280kWh)
300kWh超過
*1(280kWh超過)
北海道電力35.3541.6445.36
東北電力29.6236.37
(今回試算の料金)
40.32
東京電力29.8036.4040.49
中部電力21.2025.6728.62
北陸電力30.8634.7536.46
九州電力18.3723.9726.97
※2024年7月時点の各電力会社 従量電灯B 電力量料金

*1:北海道電力のみ電力量料金の範囲が異なります。

実際は気温や設定温度によってかかる電気代が変動していきますので、目安として参考にしてみてください。

エアコン6畳用の場合

6畳用のエアコンの場合、消費電力は425Wとなります。kWhに換算して電気代を計算すると

電気料金=8時間×0.425kWh×36.37円=約124円

1ヶ月間、毎日エアコンの冷房を寝る時につけっぱなしにすると3,720円程度になります。

エアコン8畳用の場合

8畳用のエアコンの場合、消費電力は500Wとなります。kWhに換算して電気代を計算すると

電気料金=8時間×0.5kWh×36.37円=約145円

1ヶ月間、毎日エアコンの冷房を寝る時につけっぱなしにすると4,364円程度になります。

エアコン10畳用の場合

10畳用のエアコンの場合、消費電力は580Wとなります。kWhに換算して電気代を計算すると

電気料金=8時間×0.58kWh×36.37円=約169円

1ヶ月間、毎日エアコンの冷房を寝る時につけっぱなしにすると5,063円程度になります。

エアコン12畳用の場合

12畳用のエアコンの場合、消費電力は825Wとなります。kWhに換算して電気代を計算すると

電気料金=8時間×0.825kWh×36.37円=約240円

1ヶ月間、毎日エアコンの冷房を寝る時につけっぱなしにすると7,201円程度になります。

エアコン14畳用の場合

14畳用のエアコンの場合、消費電力は965Wとなります。kWhに換算して電気代を計算すると

電気料金=8時間×0.965kWh×36.37円=約281円

1ヶ月間、毎日エアコンの冷房を寝る時につけっぱなしにすると8,423円程度になります。

新電力へ乗り換えを検討してみよう

ここまでエアコンの冷房をつけっぱなしにした時の電気料金について解説してきました。さすがに冷房をつけっぱなしにすると電気料金が高いと感じてしまいますね。

しかし、節電のために我慢してしまっては体調を崩してしまう恐れがあります。電気料金を下げたいときは新電力への乗り換えを検討してみましょう

エネチェンジ』ではサイトで気軽に電気料金の比較シュミレーションを行うことができます。1年間の電気使用量が分かるのであればさらに詳細なシュミレーションも行うことができとても便利です。

電気チョイス』ではプロが無料で電気料金プランを比較してあなたにあったプランを提案してくれます。自分で電力会社を選ぶのが難しいという方はぜひ活用してみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ふだんは建築電気設備の設計を本業としています。一人暮らしで役立つ賢い電気の使い方や生活を豊かにする家電やガジェットなどの情報を発信していきます。

目次