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一人暮らしの電気代はいくら?電気料金について解説

一人暮らしにかかる電気料金は一般的にいくらぐらいか気になりませんか?

この記事では一般的な電気料金と筆者の実例を紹介していきますので、これから一人暮らしを始めたいけどどれくらい電気料金がかかるのか気になる方、一人暮らしをしているけど他人と比べてどれくらい電気料金が違うのか比較したい方はぜひ参考にしてみてください。

でんき羊

一人暮らしの一般的な電気料金や筆者の実例を紹介するので、自分と比較してみてね!

この記事はこんな方におすすめ
・一人暮らしにかかる電気料金が気になる
・他人の電気料金が知りたい
・自分が電気を使いすぎていないか知りたい

目次

一般的な電気代

2023年の統計データによると1ヶ月の一人暮らしにかかる電気料金の平均は6,726円です。電気の使用量としては170~200kWh程度になります。

次に男性と女性別に見てみます。

一人暮らしの男性の1ヶ月にかかる電気料金の平均は6,334円

一人暮らしの女性の1ヶ月にかかる電気料金の平均は7,073円

女性の方が男性よりも電気料金が高いようです。これは男性の方が仕事やプライベートで外にいる時間が多く女性の方が家にいる時間が長いためなのかもしれません。

引用元:1世帯当たり1か月間の収入と支出

でんき羊

女性の方が電気代が高くなっているのは意外だね!

筆者の電気代実例

個人事業主で一日中家にいて仕事をしている筆者の電気料金を参考までに紹介いたします。

筆者の電気代

年間の平均使用量は289kWh

年間の平均電気代は8,683円

一日中家にいるので一般的な一人暮らしの電気代とくらべて1.3倍程度高くなっています。時期によっては1万円を超える月もありました。

電気代が高くなる時期は12月~2月

一年間で電気使用量が多く電気料金が一番高くなる時期は12月~2月の冬の時期でした。エアコンや暖房器具の消費電力が大きいため冬の時期が一番電気代が高くなります。

筆者の冬の時期の電気使用量は360~548kWhと春や秋頃と比較して2~3倍近く跳ね上がります。

電気料金は10,792円~16,032円と1万円を超えていました。

1万円を超えてくるとやはり高い!と感じてしまいますね。

電気料金の仕組みについて解説

電気料金の仕組みについてご存知でしょうか。ここでは電気料金の仕組みについて解説していきます。

電気料金の構成は次のようになっています。

電気料金=基本料金+(電気料金単価×1ヶ月の使用電力量)+(燃料費調整単価×1ヶ月の使用電力量)+再生可能エネルギー発電促進賦課金

基本料金

基本料金は契約アンペア数(A)により決まります。アンペア(A)とは同時に使える電気の量を表しており、分電盤についているブレカーのアンペア(A)数が契約アンペア数(A)となります

一人暮らし向けの賃貸では30A~40Aのブレーカーが付いていることが多いです。

電力会社との契約プランは一般的には従量電灯Bとなります。各電力会社の基本料金を確認してみましょう。

契約アンペア数10A15A20A30A40A50A60A
北海道電力402.6603.9805.21,207.81,610.42,013.02,415.6
東北電力369.6554.4739.21,108.81,478.41,848.02,217.6
東京電力311.75467.63623.5935.251,247.01,558.751,870.5
中部電力321.14481.71642.28963.421,284.561,605.71,926.84
北陸電力302.5453.75605.0907.51,210.01,512.51,815.0
九州電力316.24474.36632.48948.721,264.961,581.21,897.44
※2024年7月時点の各電力会社 従量電灯B 基本料金

電気料金単価

電気料金単価は使用した電力量に応じて料金が決まります。1kWhあたりの単価は電気使用量0~120kWh・120超過~300kWh・300kWh超過の3段階で分かれています

電力量料金
最初の120kWhまで120kWh超過~300kWhまで
*1(120kWh~280kWh)
300kWh超過
*1(280kWh超過)
北海道電力35.3541.6445.36
東北電力29.6236.3740.32
東京電力29.8036.4040.49
中部電力21.2025.6728.62
北陸電力30.8634.7536.46
九州電力18.3723.9726.97
※2024年7月時点の各電力会社 従量電灯B 電力量料金

*1:北海道電力のみ電力量料金の範囲が異なります。

燃料費調整単価

燃料費調整単価は『燃料費調整制度』により電気を発電するために利用している火力燃料(原油・LNG・石炭)の輸入価格の変動に応じて電気料金を調整されます。

輸入価格が高くなれば加算、安くなれば差し引かれて計算されます。

再生可能エネルギー発電促進賦課金

太陽光発電や風力発電などの再生可能エネルギーの導入を促進するために必要な費用を全国一律単価により電気使用量に応じて負担する料金です。

再生可能エネルギーで作られた電気は電気事業者が一定期間・固定価格で買い取ることが義務付けられていますが、この買い取り価格の負担は実は私達が負担していることを知らない人が多いため、この機会に知っておきましょう。

新電力に乗り換えて電気料金をさげよう

電気料金を下げるためには節電から取り掛かるのではなく、まずは新電力に乗り換えを検討することがおすすめ。節電のためにエアコンの温度を調整したり、なるべく家電のコンセントを抜くことも大事ですが新電力に乗り換えて電気料金を下げることの方が効果が大きいです。

そうはいっても、新電力への乗り換えといってもたくさん会社があってどこの新電力を選べばいいか分からない!比較するのがメンドクサイ!と思いますよね。

『エネチェンジ』では気軽にサイトで電力会社の比較シュミレーションをすることができます

過去の電気使用量を入力することで詳細なシュミレーションを行うことができ、住んでいる地域から節約額の大きいプランやおすすめの電力プランが表示されます。

自分で電力会社を厳選したい!という方におすすめです。

電気チョイス』というとても便利なサービスもあります。電気チョイスは無料で電力会社の料金比較や提案をしてくれるサービスです。

プロがあなたの住む地域やライフスタイルからピッタリの電力会社を紹介してくれます。

サポートも充実しており、わからないことがあれば電話ですぐに聞くことができるので初心者に安心のサービスです。ぜひ利用してみてください。

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この記事を書いた人

ふだんは建築電気設備の設計を本業としています。一人暮らしで役立つ賢い電気の使い方や生活を豊かにする家電やガジェットなどの情報を発信していきます。

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