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コンセントの差しっぱなしは危険!トラッキング現象による火災発生と対策グッズの紹介

あなたの家で差しっぱなしになっているコンセントはないでしょうか?実はコンセントを差しっぱなしにすることはとても危険なことだということをご存知でしょうか。

コンセントを差しっぱなしで放置すると火災発生の原因になってしまうことがあります。これは主にトラッキング現象といわれる現象により発生し、東京消防庁によると令和3年で39件の火災が発生しています。

トラッキング現象による火災発生と対策について解説していきますのであなたの家は大丈夫か、安心して日常生活できるように参考にしてみてください。

でんき羊

コンセントを差しっぱなしで放置することはとても危険なことなんだ。あなたの家は大丈夫?

目次

トラッキング現象とは

トラッキング現象とはコンセントとプラグの隙間にホコリがたまり、そのホコリが空気中の湿気を吸収することで漏電し発火する現象のことをいいます。

発火の程度によってコンセントの周りが焦げ付いたり、大きくなると火災を引き起こす危険性があります。

トラッキング現象は冷蔵庫やテレビ、洗濯機など長年使い続けている家電製品や大型家電製品の裏側など掃除を普段行わない場所のコンセントで発生しやすいため注意が必要です。

トラッキング現象が起きやすい場所と時期

トラッキング現象が起きやすい場所や時期は次のような場所です。

・冷蔵庫、テレビ、洗濯機など裏側のホコリがたまりやすいところ
・台所や洗面所、脱衣所などの湿気が多い場所
・加湿器や水槽など水気がある場所
・窓まわり、北側外壁に接する場所
・梅雨や寒い季節の結露が発生しやすい時期

条件がそろえばトラッキング現象はいつでも起こりえるため、差しっぱなしになっているコンセントは注意しましょう。

トラッキング現象の防止グッズの紹介

トラッキング現象による火災発生の防止として掃除やコンセントを使用しないときはこまめに抜き差しを行うことが大切ですが、実際は冷蔵庫のコンセントは抜き差しできないですし掃除も面倒ですよね。

トラッキング現象を防止できる商品がたくさんありますので紹介いたします。

プラグ安全カバー

コンセントプラグにカバーを取り付けることでほこりが溜まってしまっても漏電を防止できます。もっとも手軽で簡単なのでおすすめです。

コンセントカバーほこりシャッター付コンセントタップ

コンセントプラグ部分がカバーで覆われており、コンセントタップの部分はほこりの侵入を防ぐシャッターがついているコンセントタップです。

ガード付のコンセントカバー

コンセントカバーのみであれば電気工事士の資格がなくても交換することができます。ガード付のコンセントカバーに取り替えることでほこりがコンセントプラグに溜まるのを防止することができます。

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この記事を書いた人

ふだんは建築電気設備の設計を本業としています。一人暮らしで役立つ賢い電気の使い方や生活を豊かにする家電やガジェットなどの情報を発信していきます。

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