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浴室やトイレの換気扇は24時間回しっぱなしの方がいい?換気扇の重要性と電気代について解説

最近は電気代が上がり節電の意識が高くなってきている人が多いですよね。少しでも節電をしたいと考えたときに浴室とトイレの換気扇はこまめに止めた方がいいの?と疑問に思ったことはありませんか?

結論からいうと浴室とトイレの換気扇は24時間回しっぱなしを推奨します。この記事ではなぜ浴室とトイレの換気扇を回しっぱなしにするべきか、気になる電気代についても解説していきます。

でんき羊

浴室とトイレの換気扇は24時間回しっぱなしを推奨しているよ!

目次

換気扇を24時間、回しっぱなしにした方がいい理由

浴室とトイレは湿気が多いためカビが発生しやすいため換気扇を使ってしっかり換気をおこなうことが大事になります。また、トイレは臭いもあるため脱臭を行うためにも換気扇をつけっぱなしにした方がいいでしょう。

また、24時間換気は住宅におけるシックハウス対策のためにも必要です。2003年に建築基準法が改正されすべての居室で24時間換気が可能であることが義務になっております。そのため、多くのマンションやアパートなどの賃貸住宅では居室に設置されている給気口からトイレや浴室にある換気扇により外の新鮮な空気を吸い込み換気するような換気計画がされています。

扉の下に1cm程度の隙間やガラリがあるのを見たことはないでしょうか?この隙間は換気のための経路を確保するためにわざと隙間を作っています。24時間換気を行うことは健康面への効果や空気の流れにより湿気などを屋外に排出することで住宅の耐久性の維持にも役立っているのです

換気扇にかかる電気代

一般的な浴室とトイレの換気扇にかかる電気代について解説していきます。今回は電気代を東京電力の従量電灯B、40Aプラン、電気の使用料金は電気の使用料金は29.8円/kWh(2024年4月時点)を基準にして算出してみます。

浴室の換気扇にかかる電気代

浴室の換気扇の消費電力は20W程度です。約1ヶ月(30日)の消費電力量は20W✕24h✕30=14.4kWhになりますので、

1ヶ月の電気代は29.8円/kWh✕14.4kWh=430円程度になります。

トイレの換気扇にかかる電気代

トイレの換気扇の消費電力は3W~5W程度です。約1ヶ月(30日)の消費電力量は3W~5W✕24h✕30=2.16~3.6kWhになりますので、

1ヶ月の電気代は29.8円/kWh✕2.16~3.6kWh=65~110円程度になります。

まとめ

浴室やトイレの換気扇を回しっぱなしにした方がいい理由と電気代について解説してきました。換気扇を回しっぱなしにした方がいい理由と電気代については以下のとおりです。

・カビの発生や臭いの抑制、住宅の耐久性の維持になる
・住宅のシックハウス対策になり健康面への効果がある
・1ヶ月の電気代は500円程度

ワンコイン程度の電気代でカビの発生や臭いの抑制、健康への効果が得られるため換気扇は24時間回しっぱなしを推奨します。浴室やトイレに窓がある場合は窓を開けて換気することもできますが、外の汚れも入ってきてしまう可能性が大きいため換気扇を上手に使いましょう。

換気扇にほこりフィルターを貼ると掃除が楽になりますので活用しましょう。

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この記事を書いた人

ふだんは建築電気設備の設計を本業としています。一人暮らしで役立つ賢い電気の使い方や生活を豊かにする家電やガジェットなどの情報を発信していきます。

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